2001年4月(千点写行開始)
No.1
4/1(日)

寒い雨の一日
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島田正治氏画集「 墨で描くメキシコ」1991年

ほぼ10年前、銀座で個展を見た。メキシコ在住の島田正治氏の個展であった。彼は、 墨画による千日画行・千点制作を成し遂げた。トップページに設置した墨画はその代表的作品である。
雨の日も風の日も、40数度の暑さのなかでも、毎日一点の墨画を継続して1000日制作する、すごいことである。個展の画廊で買い求めた墨画集の表紙が左の写真である。

私も千日画行・千点を目指して、数年前にポケットカメラによる「千日写行」を始めたことがあったが、二ヶ月目、わずか50数日で挫折した。最初の一ヶ月は何となくうまく進んだが後は苦しかった。
21世紀が始まり記念にもう一度チャレンジしようかと思っていた。 しかし、どう考えても再度の挫折はみっともないし情けない。 それに最初から自信がなかった。

そこで、「千点写行」を目指してデジタルカメラにより日常的対象を撮影、一週間あるいは二週間くらいに一度まとめて日記風のエッセイとともにHomepageにアップロードしていこうという試みに変更することにした。実に安易だ。でも、継続することに意義がある。と理屈を付ける。
どれだけの数を作り上げることができるかわからないが、何とか頑張ってみようと思う。

No.2
4/1(日)

快晴


こどもの国駅前の桜


5000本の桜があるこどもの国へ行きノンビリしようと思ったがペット持込禁止。しかたがないので、こどもの国駅前の桜を見物してきた。完全満開であった。
ある人が「東京桜見所Best5」を次のように指摘している。
第1位 森林総合研究所多摩森林科学園
第2位 千鳥ケ淵
第3位 隅田公園
第4位 水元公園
第5位 武蔵国分寺跡   ( 千鳥ケ淵しか行った事がない)

やはり桜は美しい。今年は例年より一週間早咲きのようである。花見というイベントも縁遠くなってしまった。ちなみに桜の花言葉は「精神美」だそうだ。

No.3
4/7(土)
快晴



植木屋の軒先にて
来年からの教科書が少しはマトモになりつつあるようだ。
これまで主として中国・韓国からクレームがつけられていたが、全く主権侵害である。国家によって「歴史認識」は異なるのが一般常識であり、認識の違いが「教育」に結びついているのは当然のことである。
中国・韓国の教科書はどうなのか?日本のいわゆる悪事に対して最大の面積を使い記述しているし、日本の立場からはとても正しい認識とは言えない。

アジアにおける歴史認識を同一に共有すべきとの主張は全くナンセンスだ。教育は国家政策の柱であるべきもの。今、日本はアイデンティティをとり戻しつつあるのか?
そうであって欲しい。
No.4
4/9(月)


須田先生学士院賞受賞祝賀会
20年前に医薬品として世に出たアルファカルシドール1α(OH)D3の生みの親である須田先生の学士院賞受賞祝賀会が行われた。須田先生と初めてお会いしたのはもう26年も前のこと。
生化学の専門家と単なるサラリーマンとのお付き合いであったが、ひとつの合成品を世の中に提供するという共通の目標を持って精力的に働いた時期でもあった。
この祝賀会では、初期の開発時代、上市してからの育成、さらに応用開発と他の関連製品への開発といった一連の流れに携わった内輪のメンバーだけが集まった。今はそれぞれがそれぞれの役割の場を担っている。
ひとつの開発品がその後の開発につながった極めて稀な「コミュニケーション」が保持された、時を超越したProjectと言っても過言ではない。
ビタミンDの世界的リーダであり人格者でもある須田先生を核とした30年近くになる仲間たちとの楽しい時間であった。
No.5
4/15(日)
快晴


李登輝前総統
(サムネイル画像のみ)
李登輝中華民国前総統が心臓治療のため来日のためのビザを申請している。対して外務省ならびに政府は発給の決断を先延ばししている。
以前にも京都大学同窓会への出席を希望したものの申請をさせない対応をとっている。理由は大陸を刺激しないためである。

ビザを出すか出さないかは国家の主体的判断に基づくものであり、外国には全く関係ないことである。ビザを発給したことに対して文句が出たら、「発給は国家判断でありいかなる諸国には無関係のことである」とコメント出せばいいことである。
極めて単純で簡単な国際常識さえも認識できないとは実に情けないことである。
今や日本は、全く主権を放棄した国になってしまっている。
No.6
4/22(日)
曇のち晴


我が家のひな
我が家には一匹のミニチュアダックスフンドがいる。生後間もなく家族の一員となって4年近くになる。まるで子供みたいな存在である。生き物が家にいるのは良いものである。
もちろん障害はある。ペットホテルはあるものの数泊預けるのはまず心配。したがって家を留守することができず、ワンコも含めた家族での旅行にならざるをえない。
最近はペット同伴可能な宿泊施設が多くなり便利になったのは良いことだ。
毎晩一緒の布団で眠るかわいい「ひな」である。

ところで15日に書いた李登輝先生のビザが昨日やっとおりた。思ったとおり人道上の理由付けをしたうえでだ。この騒ぎでご本人と台湾人をどれだけ傷つけたことか・・・・。
やはり日本はアジアのリーダにはなれない国家となってしまった。
No.7
4/24(火)


エド山口 氏
♪テケテケテケ・・・のベンチャーズナンバーを奏でる「エド山口と東京ベンチャーズ」のライブへ行ってきた。彼とは10数年来の知人であり、ストレス解消のためにはもってこいのサウンドである。月一回の銀座でのライブが楽しみである。
懐かしいパイプライン、朝日のあたる家、等々約一時間の演奏が二回。本場のベンチャーズよりうまい! 今年からベンチャーズネットワーク主宰者のDON清原氏が加わり迫力もアップ。楽しいステージであった。
青春に戻る夜である。
No.8
4/28(土)


台湾・金門島
戦死者を祀る
台湾・金門島を訪れた。海を隔てて中国との距離はわずか2Kmである。1958年8月23日中共軍が攻撃を行った場所である。現在もパラシュートの着地を阻止するものや奥深く掘られた坑道や地雷も各所に設置されている最前基地であり、軍隊も多数配置され撮影禁止場所も多い。
5年ほど前から一般人も島に入れるようになったため、台湾の中高年者にとっては人気の場所になっている。

板門店も同様だが、同じ民族が対峙する場所は考えさせることも多いが悲しいところでもある。

2001年5月
No.9
5/1(火)




台湾・金門島で使われた戦闘機(サムネイルのみ)
つい先日の朝日新聞投書欄にスイス滞在の日本人からの投書が掲載されていた。要旨は「小泉新首相が軍隊の整備について発言したことに対して不安であり、軍の台頭は恐ろしい」という、いかにも軍備不要論の内容であった。
スイス滞在の方の発言とは思えない。なぜなら永世中立国を唱っているスイスは立派な軍備を保持しているからである。 つまり自らの国を守るための軍備は必要だということであり、それが国体としての「世界常識」だからだ。
スイスに対するコメントはなかったが、 日本だけが国家の体裁の一部を失っていることをスイス滞在していても気が付いていないようだ。
同様にコラム記事も載っていた。日本も中米コスタリカのように軍備費用をゼロにして福祉や教育にまわすべきという内容である。

やっぱり相変わらず朝日新聞はおかしい。
No.10
5/2(水)




臭豆腐揚げ
臭豆腐という食べ物が台湾にある。日本の「くさや」に似た異様な臭いがする食べ物だ。
臭いとは異なり実にうまい、といっても日本人の90%は苦手なようである。
その臭豆腐がうまいところが台北郊外の深坑という町。バスを降りるとまさに臭豆腐の臭いが充満している。揚げたものや煮込んだもの等、いろいろな調理によって食べることができるお店が林立している。
一般的に台湾各所で食べる事ができる揚げた臭豆腐を食べた。とろける美味さと表現できるものだ。
国ごとにいろいろな食べ物があるのは面白いことである。何十年、何百年を経て確立されるのであろう。
番外
5/4(金)
うす曇り


金正男

実に不愉快な事件が起きた。金正日の息子と思われる金正男が偽装旅券で日本国に入国しようとして拘束された。しかし、単なる国外退去処分となった。
なぜ徹底的に取り調べをしないのだろう。問題が大きくなると面倒だから・・・というのが本音だろう。数度にわたって不法入国した人間である。 これで北朝鮮が相変わらず「テロ国家」であることが証明された。早く政府はそのことをしっかり認識して欲しいものだ。
新首相である小泉純一郎も結局は土下座弱腰外交を選択したTOPだ。彼が表明した「適切な対応」であるはずがない。

最悪の措置と言わざるを得ない!

No.11
5/12(土)

快晴


スムースOFF
ダックスフンドのスムースOFF会が横浜都築中央公園で開かれた。横浜だけではなく千葉県や埼玉県、都内各地から20数匹のワンコが集合した。多くのダックスを同時に見たのは初めての経験。やっぱり落ち着きのなさは我が家のひなだけではなかった。
ワンコたちも仲間と一緒に遊ぶのも楽しいのか、お互い行ったり来たり、ウロウロ、ワンワンと賑やかな3時間あまりであった。
家族の一員としてペットが加わり、それぞれの家庭では、育てる大変さと楽しさで充実しているように思えた。多くのメンバーがHomapageをつくりわが子を紹介している。

夜、家内とともに浮間事業所のTさんご夫妻と一緒に銀座のライブハウスへ。高泉淳子のJAZZライブだ。本業の芝居も素晴らしいが唄もすてきだった。
No.12
5/19(土)

晴一時雨


シニア世代で賑わうコマ劇場前
今日は、毎年恒例になっている新宿コマ劇場での「吉幾三公演」を見てきた。終演後一緒に食事をした共演の鈴木正幸さんに聞いたことだが、吉幾三さんは昨年に続き腰痛に悩まされているそうだ。今回は殺陣があり多少体に良い様だが、休憩時間には点滴を受け座長公演を頑張っているそうである。
プロっていうのは、かげでは大変な努力によって頑張っているんだなぁとつくづく思った。
来年は芸能生活30周年とのことで意気込みもすごいようだ。

客層はシニア世代が大半である。終演後客席を離れ出口へ向かったときに、客席の周辺には飲み物や食べ物ののパッケージを置きっ放しで帰る人のあまりの多さに気がついた。
いつか公園管理人の話をラジオで聞いたことがあるが、若い人たちよりシニア世代の方がゴミを散らかしているとのこと。
「最近の若い者は・・・」というより、わが身を振り返ることのほうが大切なような気がした。
No.13
5/20(日)

快晴


520記念タバコ(2000/5/20発売)
一年前の今日、台湾新総統に陳水扁先生が誕生した。これまでの国民党政治に区切りをつけた国民の選択であった。あれから一年、支持率は50%以上を保持している。
陳総統は、明日から中南米を訪問する際、米国に立ち寄り各方面の方と懇談する予定だ。これが日本に立ち寄り・・・ということになったらどう政治判断をするかは明らかである。おそらく空港外に出る(日本入国)ことは認めないであろう。それより以前に立ち寄り・給油も避けることになるだろう。
台湾との関係については日本の主権によって決めていく時期に入っている。しかし、大陸に目がいき誰も確立しようとはしない。 米国と同様に、台湾関係立法化が急がれる。
No.14
5/25(金)
 -26(土)



業界Project
メンバー
業界団体のプロジェクト終了慰労会をプロジェクト親組織のメンバーが所有する兵庫県の山荘で開いた。足かけ三年の若手プロジェクトである。
企業の枠を超えて交流が深まり結束あるメンバー同士となった。 企業内の交流は必要なことだが枠を超えての交流は人間を大きくするものである。
サラリーマンが自分に残すことができる大きな財産は人脈(人間関係) である。それも企業内よりも外の人間との付き合いが最も多くのことを学べるし長く付き合えるものである。
いつも社内の人間とばかり飲んでる連中は考え方も狭いし、実に小さいと感じる。
どれだけ広く多様な人間と付き合いできるかは自分のテーマだ。
No.15
5/31(木)
 


情報システム部の仲間たち

明日6/1付で他部署へ異動することになった。情報システム部はちょうど5年だった。
昨日は東陽町のシステム開発センター内で送別の会を開いてくれた。
ITが飛躍的に進歩した時期でもあり、また多くの頑張り屋の仲間たちとの5年間は充実した日々だった。もちろんやりかけの事もあるしややタイミングも気にはなるが仕方ない。後に続く仲間たちが引き継いでくれるだろう。

これまで営業、臨床開発、労組専従役員、監査室、情報システム部と異動してきたが、次は本体のビジネスをサポートする関係会社出向である。
関係会社での仕事は経験したかったが、ぼくにとって全く新しい分野である。もっともこれまでの経験も常に新しい分野、毎回の不安はつき物であるが、力量に合わせて頑張ってみたいと思う。

飽きっぽい性格なので、異動も刺激になって良いかもしれない。


2001年6月

No.16
6/2(土)



小屋前でNet仲間と

先週から今週は昼夜超多忙な一週間であったが、二つの舞台もこなした。
ひとつは劇団四季の公演「オーバー・ザ・センチュリー」。シリーズ第二弾であり演出は凝ったものであったが、ミュージカルナンバーが少なく少々不満であった。

もうひとつはNet仲間が参加している劇団「燐」の春公演。四国、京都からも仲間が駆けつけミニOFF会もセットであった。人の心を理解できてしまうことを巡るさわやかな恋物語。舞台装置もなかなかのものであった。一時間45分が短く感じた内容であった。

たまにはこんな一週間も良いものだ。

No.17
6/3(日)
快晴


ベランダに咲く
ネパールの皇太子が、国王をはじめ王室のメンバーを射殺し自らも銃弾で死を選択した事件が起きた。意識不明のまま国王を継承したようだ。
結婚問題で国王に反対されたいざこざの結果という報道がされている。

日本で最近多発しているいわゆる若者が「プッツン」と切れ、人を殺してしまうという事件と よく似た状況だ。王室にも一般庶民と同じような人間がいるようだ。開かれた王室になればなるほど中の人間にとって悩みも大きくなるのだろう。やはり「普通の人になりたい!」という気持ちが湧いてくるのだろうと思う。
王室に生まれてこなくて良かったと思う。^^;
No.18
6/9(土)
晴時々うす曇


JSA
共同警備区域

No.17で書いた問題もいろいろ取りざたされている。陰謀、お家騒動・・・。真相が解明されるんだろうか?

昨年9/9の韓国公開時から観たかった韓国映画「JSA」を観た。「シュリ」を超える観客動員数だそうだ。シュリは南北の男女の問題を、JSAは男と男の交流を民族対立を背景に描いたものだ。韓国映画もハリウッドを超えたと思わせる映画であった。
板門店を90%縮小サイズで再現してのロケだけあって、すごいスケールだ。反北一辺倒だったいままでの韓国映画とは異なり南北の政治的スタンスには配慮が行き届いている。
CMの女王として有名な李英愛(LEE Young Ae)も素敵だが、北朝鮮軍士官役の宋康昊(SONG Kang Ho)の演技も抜群であった。
また、 謎解きから始まり、温かい血を通って、悲壮なエンディングを迎える仕立ても非常に良い。久しぶりに五つ星をつけられる映画だった。

No.19
6/10
(日)
晴時々曇


くつろぎの時
6/9は長女・都の誕生日。26歳になった。
いわゆる適齢期であるが・・・・。風呂上りのひと時、ワンコのひなも交えてくつろぐ。日常の風景であるが考えてみれば幸せな家庭かもしれない。
こういう風景すらない家庭もあるし、そんな余裕もない国も多い。

まったく感謝のひと時である。
No.20
6/13
(水)


ひな
11日に発売された雑誌「DOG FAN」No.6に、ミニチュアダックス・スムースOFF会の記事が掲載され、ずうずうしくも我が家のひなが大きな顔で載った。(サムネイルをクリックすると記事が参照可能)
これまでこの類の雑誌を購入したことはなかったが、ペットブームを反映してか、かわいい犬がたくさん掲載されており、なかなか面白い雑誌である。

一方責任を放棄してペットを棄てるものも多いと聞く。昨日はアライグマの放棄が目立っているというニュースがあった。人気アニメであった「ラスカル」がもたらした結果だという。
生きものを飼うことは、飼い主は色々な課題を抱えることをまず考えて欲しい。単純な考えで飼い、自らの勝手な都合で飼い主としての責任を放棄するなんてとんでもない。
最後まで「家族の一員」として責任をもって欲しいものである。
No.21
6/23
(土)

マーケット

休日なし、夜は10時まで・・・・。マーケットの営業体制だ。
コンビニの台頭、不景気、デフレスパイラルの結果、月間総営業時間はドンドン延長されている業界だ。消費者にとっては確かに便利にはなるが、そこまでやらなければならなくなっている経済状態はやはり異常だ。
経済の発展は必要だが、人にとって何か心の安堵感みたいなものが少なくなりつつある社会になっている。 毎週日曜日はどこへ行っても休日という社会があっても良い。家族の行動も変わってくるし一人ひとりのゆとりがうまれるのではないか。
マーケットの入り口にある表示を見てそんな気がした。

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